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来春卒業の大学生の就職内定率は71.2%に回復。業績回復で採用数増える

2021/11/19、文部科学省と厚生労働省の発表によると、来春卒業(令和4年3月)の大学生の就職内定率は71.2%でした。

文科省では、「業績回復で採用数が増え、回復傾向にある」としています。

来春卒業の大学生の就職内定率は71.2%に回復|文科省「業績回復で採用数増えた」

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来春卒業する大学生の就職内定率(2021/10/1時点)は、71.2%。前年同期を1.4ポイント上回ったことが文部科学省、厚生労働省の調査で分かりました。

前年は新型コロナウイルスの感染拡大で企業の採用環境が悪く、内定率は60%台に落ち込んでいましたが、2年ぶりに70%台を回復。

文科省は「業績回復で採用数を増やした企業が多かった。回復傾向にある」としています。

IT、建設業界は好調。ホテル、旅行、航空業界の業績は依然厳しい

一方、新型コロナの影響を受ける、ホテル、旅行、航空業界などの業績は依然厳しく、業績回復には業種ごとに二極化が起こっている状況にあります。

売り手市場だったコロナ禍前の採用水準に戻るには数年掛かると予想されており、当面は大学生の就活状況は厳しい環境が続くと予想されています。

※今回の調査では、全国の国公私立62大学の学生を対象にデータを算出。

女子の内定率が男子を上回る

男女別の採用状況では、男子は70.7%(前年同期比1.9ポイント増)、女子は71.7%(同0.8ポイント増)と女子の内定率が男子を上回っています。

■男女別の採用状況

  • 男子:70.7%(前年同期比 1.9ポイント増)
  • 女子:71.7%(同0.8ポイント増)

文理別では、不況に強いと言われる理系が文系を上回る

文理別では、文系が70.8%(同2.1ポイント増)、理系が72.6%(同1.9ポイント減)。

一般的に不況時の就職に強いと言われている理系が文系を上回っています。

■文理別の採用状況

  • 文系:70.8%(前年同期比 2.1ポイント増)
  • 理系:72.6%(同 1.9ポイント減)

地域別では、関東がトップ。中国・四国が最下位

地域別では、関東が77.6%(同3.2ポイント増)で最も高く、続いて近畿が73.6%(同2.1ポイント増)で続いています。

中国・四国が最も振るわず55.4%(同4.3ポイント減)となっています。

■地域別の採用状況

  • 北海道・東北:63.9%(前年同期比 0.3ポイント減)
  • 関東:77.6%(同 3.2ポイント増)
  • 中部:73.3%(同 5.4ポイント増)
  • 近畿:73.6%(同2.1ポイント増)
  • 中国・四国:55.4%(同4.3ポイント減)
  • 九州:60.0%(同4.4ポイント減)

就職内定率の概要

  • 大学(学部):71.2%(前年同期比+1.4ポイント)
  • 短期大学:33.5%(同+6.4ポイント)
  • 大学等(大学、短期大学、高等専門学校):68.1%(同+1.0ポイント)
  • 大学等に専修学校(専門課程)を含める:66.8%(同+2.0ポイント)

【動画】大学生の就職内定率が前年上回る。一部業界で採用人数増やす動き

2022年3月に卒業予定の大学生の就職内定率は71.2%で、前年同期に比べ1.4ポイント上回ったことがわかりました。

厚生労働省などの調査によりますと、来年春(2022年4月)に卒業予定の大学生の就職内定率は、2021/10/1時点で71.2%でした。

前年の同じ時期に比べて1.4ポイント上回り、2年ぶりの上昇となりました。

去年に続き、新型コロナ禍での就職活動となりましたが、比較的コロナの影響を受け難いとされるIT・建設などの業界で採用人数を増やす動きがみられています。

また、大学のキャリアセンターがオンラインで学生の相談支援を始めたことなどが内定率の向上につながったとみられてます。

厚労省では「去年と比べて改善傾向にはあるが、コロナ前の水準にはまだ戻ってはいない」としています。

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